鬼神に上がれた

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昇格時のスクショ

雷神で停滞し、そのままずるずると風神に落ちたりしていましたが、なんとか鬼神に上がれました。

ぼったくること、暴れること|まつもと

上の記事で書いたように、攻めに行く場面を増やすことと暴れを意識してみたことが大きいのかなあと考えています。アドバイスをくださった方々、ありがとうございました。

鬼神に上がるまでに気付きがあったので記しておきます。

相手の行動に対応する選択肢を迷わず選べることが増えた

鬼神到達を目標に Discord の鯖でランクマ配信をしていたとき、「今のヒートスマッシュを遅らせて打ったのは偉い。それは意識してやったことなのか?」というようなことを尋ねられました。そのときは対戦中だったこともありとっさに回答ができず、「手癖みたいな感じですかね…」と濁してしまいましたが、自分の中ではきちんと意図があって取った行動でした。

そのとき対戦していた相手は、こちらがアサルトやショーアパなどで微有利微不利を取った時の横移動が多めの相手でした。ヒートスマッシュは横に弱いので、そういう時に最速で打ってしまうとスカされてしまいます。なので、少し待ってからヒートスマッシュを打ったほうがよい。

これを、そろそろ何かしらでヒート吐きたいなあというタイミングでほぼ無意識的に行っていました。このことは自分にとって明確な成長です。

これまでは横移動が多い相手に対して「横移動が多いなあ」と頭の片隅に記憶しておくだけでした。そして、なんらかの技の後に最速でヒートスマッシュを打って「この人横移動多いんだった!忘れてた!」と後悔したり、「この人は横移動が多いからセレーションカッターを振ってみようかなあ」などと考えてから振って普通にガードされたりしていました。なんというか、判断が遅いです。

ここしばらくは、次に取る行動をワンセットで決めるように心がけていました。横移動が多いなと認識したら「微有利取ったら少し遅らせてヒートスマッシュ」「アサルトの後にセレーションカッター」、不利を背負っても構わずボタンを押しまくってるなら「ショーアパや逆ワンツーで割り込んでから割れない連携」のように。きっと、そのおかげで迷い無く行動できるようになったのだと思います。

これをやるには、対戦中に「どうしようかな」と考えるのでは間に合わないので、あらかじめ自分の行動を整頓しておく必要があります。

リプレイを見返しながら、相手ってこちら側の行動に対してどういう行動を取っていたのかなあ。それに対して、自分の用意していた選択肢ってあるのかな。無いのなら、何ができるんだろう。こうして、少しずつ選択肢を増やしていきます。

書きながらそれは当たり前だろうという気がしてきましたし、そもそも以前に「相手を見て技を振ろう」「判断に迷わないようにしよう」あたりは言われたなあ…と思い出しました。が、その意味を自分の中に落とし込むのに時間がかかってしまいました。

まあ、このような人間でも雷神は踏めるということで…。

格ゲーは一種のコミュニケーション

ランクマで勝てても面白くないな、と思う対戦が増えました。

相手の行動を早々に読んで、こちらの攻めを通し続けることができたとします。相手はこちらの出方に応じた行動に切り替えなければ勝てないわけですが、それでも同じ行動ばかりしてきます。そういう時、傲慢極まりないですが、そりゃあ勝てるよな、あんまり面白い対戦じゃなかったな、という感想を抱きます。

格ゲーは一種のコミュニケーションと考えられます。こちらのこの行動のあと、あなたはどういう行動を選択しますか?あなたのこういう行動に対して、私はこういう回答を持っています、次はどうしますか?そのやりとりをひたすら行うゲーム。

回答がなにも返ってこないとき、一人で壁に向かってボールを投げ続けているような気持ちになります。黙々と同じところにボールを投げて、予測可能な範囲で跳ね返るボールをキャッチし、また投げる。それを繰り返すだけですから、変化が無くて面白くない。

おそらく、自分に勝った相手も同じように思っているケースはあると思います。楽しい会話ができず申し訳ない。

周囲の話を聞いている限り、細かい読み合いを回し続けるような対戦ができるのは鉄拳神あたりからなのかなあという感じがしていて、そうであるならば自分の長期的な目標は鉄拳神でしょうか。

楽しい会話だなと思えるように、引き続き努力したいですね。